学校長 メッセージ
個性を見つめ、伸ばし、一人ひとりの夢を実現するとともに、社会に貢献できる生徒を育成します

個性を見つめ、伸ばし、
一人ひとりの夢を実現するとともに、
社会に貢献できる生徒を育成します

 本校は、1938年(昭和13年)、地域の方々からの強い要望のもと、当時の園田村村長 中村龍太郎氏により園田高等女学校としてこの地に設立されました。その後、第二次世界大戦や阪神淡路大震災など幾多の苦難を乗り越え、今年度で創立87年目を迎えます。卒業生は29,989名を数え、社会の様々な分野で活躍しています。
 本校の建学の精神は「捨我精進(しゃがしょうじん)」。今の言葉に言い換えると、相手の身になって考え、誠実に行動し、仲間と協力して幸せな社会を作るために努力することです。この精神は現在も脈々と受け継がれるとともに、校訓である「明るく、清く、正しく、強く」を礎に、学業はもちろんのこと学校行事や部活動に真摯に取り組んでいます。昨年度、第68回兵庫県高等学校総合体育大会学校対抗女子の部において4年連続総合優勝を果たすことができました。

 世の中が急激に変化する中、学校教育においても性急に対応していかねばなりません。本校では、男女が互いに尊重し合い、協力しながら社会に貢献できる人材を育成するとともに、今まで学園全体で培ってきた教育活動・教育内容をさらに継承・発展させ、教育活動の幅を広げることを目的に、来年2026年4月から共学化をスタートさせます。また、同時に高校においてコースを改編し、園田学園ならではの魅力あふれる教育を提供してまいります。
 私たち教職員は、本校の教育目標である個性を見つめ、伸ばし、生徒一人ひとりの夢を実現するとともに、彼らが社会に大きく貢献できるよう、さらに本校教育活動を充実させてまいります。

園田学園中学校・園田学園高等学校

学校長 厚田 太加志