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高大連携講座人間看護学科 テーマ「母性」

2007年11月29日 17:49

園田学園女子大学 高大連携講座
人間看護学科 3回シリーズ 共通テーマ 「母性」
  ◆講師:湯舟 貞子先生        
~園田学園女子大学 人間健康学部 人間看護学科教授~


このシリーズも今回で3回目。最終回です。『発展途上国の女性と子どもたち』というテーマで湯舟貞子先生に授業していただきました。
湯舟先生は6~7年前から、ネパール国で住民の健康栄養調査に取り組んでおられます。まず、ネパールという国がどんな国なのかが紹介されました。国民平均寿命が54歳、5歳未満乳幼児死亡率も出生1000に対して104(日本は3.0)。その数字があらわしているように、開発途上国の中でも最貧国に属し、医学や衛生環境はまだまだ整っていません。例えば、トイレのことでいうと、先生の体験で、『トイレがどこにあるかわからない』状況にあったというお話がありました。もちろん、日本に住む私たちと生活環境や習慣、宗教、価値観は違います。聞いている生徒たちには「想像がつかない」といったところでしょう。
そんな生活環境で暮らすネパールの人たちの健康や栄養状態、特に女性はどうなのか。実は、世界の様々な国で男性より女性の方が長寿であるというのは先進国では常識ですが、この国では女性の方が男性よりも早く亡くなるのだそうです。全体的に見て、高血圧や肥満の人が少ないのは当然ですが、低アルブミン、低コレステロールの傾向が女性に多く見られ、母性機能をもつ女性にとって、厳しい現状にあるという調査の結果についても教えていただきました。
このような厳しい環境の中でも、子どもを産み、子育てを体験していくことで、わが子への肯定感情が増していくということもわかっており、若い時から、子どもとかかわる体験が大切であるということをまとめとされて、3回シリーズの講座が終了しました。


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