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高大連携講座「ストレス対処法」

2007年11月22日 19:04

園田学園女子大学 高大連携講座
ストレス対処法~自分とうまく付き合うには~
  講師:林 照子先生(園田学園女子大学 人間健康学部 総合健康学科~

<講義内容紹介>
『ストレスと聞いてどんなことを思い浮かべますか』
林先生のそんな問いかけに参加した生徒たちから
『いらいら』『もやもや』『我慢』などの声が上がります。
林先生が『勉強』、『けんか』などストレスの原因となる事象や、『肩こり』や『頭痛』、『暴れたくなる』などストレスを受け、体や心にあらわれる症状を示されると、思い当たるところがあるのか、会場から同意したような反応が返ってきました。
ストレスとは何か。林先生よると、ストレスを与える出来事(ストレッサー)とストレッサーによって表れる心や体の変化や行動(ストレス反応)という2つに分けて考えなければならないのだそうです。
しかし、ストレッサーがあるからといって、いつもストレス反応が起こるのかというとそうでもありません。私たちはストレス反応がでるまでに、そのストレスを与える出来事が自分でコントロールできることか、自分にとって脅威を与えるものかなどを評価したり「こうしよう」「ああしよう」など対処しようとしたりするので、同じ出来事がストレスの原因になったり、ならなかったり、人によって、違う反応にでたりするのです。また、友達や家族の声かけや柔軟な考え方、心身がリラックスしている時などもストレッサーの影響は小さくなるというお話もありました。
 人生の様々なイベント。受験や入学、クラス替え、部活動に入るなど生徒たちにとって身近なイベントはストレッサーなのです。それに日々の細かな出来事。この両方が重なり合ってストレスとなっています。つまり、良いこともストレッサーになります。悪いことだけがストレッサーになっているわけではないのです。
 ストレッサーとどうしたらうまく付き合えるか。自分の対処法を探るために、コーピング方略診断というテストをみんなで取り組みました。嫌な事を経験したとき、その出来事に対してどのような行動や考えをどの程度おこなったかということを30項目について答えていくテストです。ストレスの対処法を点数化してストレッサーに対する自分を理解するためのテストです。
 何事も前向きに立ち向かって解決していこうというタイプの人、助けを求めるのがとても上手な人、逃避・回避型の人など、タイプ別に、長所や短所を教えてもらい、アドバイスを受けました。とくに逃避・回避型については、これだけでは成長はないのですが、『ヤドカリのイメージ。嵐が来たときに、殻の中に入って、じっと耐えることもできるということで、生きていくためには必要な対処方法でもあるんですよ』と強調もされていました。
最後にストレッサーに気づいたら、①それを評価し、一番確実な方法で対処すること②『最悪だ』とは考えないこと③助けられ上手になることという3つをまとめとされ、50分間があっという間に終了しました。

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